【インフルエンザ】

毎年流行するインフルエンザは、咳の原因となる病気の一つでもあります。
しかし、インフルエンザは似た症状を持つ風邪よりも非常に重大な病気に発展してしまうケースがあり、世界共通の問題になることも少なくありません。
インフルエンザとはどのような病気なのかを紹介していきます。

インフルエンザと咳

インフルエンザは、インフルエンザウィルスを原因として発症する感染症です。毎年流行するインフルエンザウィルスの型が変わることや、風邪に似た症状を現すことから風邪の一種として捉えられていることがあります。

インフルエンザの症状

インフルエンザに感染することで発症する主な症状は、咳をはじめとする高熱・くしゃみ・鼻水などの風邪に似た症状と、筋肉痛・関節痛・寒気・吐き気・下痢などの症状があります。インフルエンザをこじらせると、肺炎やインフルエンザ脳炎などの重い症状に発展することがあるため、早期の治療が重要な病気と言えます。

インフルエンザの種類

ここ数年取りざたされているのが、ヒトインフルエンザ以外のインフルエンザです。特に2004年から世界中で流行している鳥インフルエンザと2009年にメキシコで新種が発生した豚インフルエンザが、世界的な問題となっています。

鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザは、鳥類を中心に感染する鳥インフルエンザウィルスを原因として発生します。人間への感染は、接触感染によって稀に起こります。しかし、鳥インフルエンザウィルスが豚へ感染した場合、突然変異を起こして人間にも感染する新型のウィルスになる可能性が指摘されています。鳥インフルエンザに感染した鶏肉や卵を摂取しても感染することはほとんど無いとされています。

豚インフルエンザ

豚インフルエンザは、ヒトインフルエンザや鳥インフルエンザの原因となるA型インフルエンザウィルスに豚が感染することで発生します。豚へのインフルエンザウィルスの感染は、豚が保有する同型のインフルエンザウィルスとの遺伝子交換を生じさせて新種のウィルスを発生させるのです。

パンデミックとは?

インフルエンザが流行するたびに懸念されるのが「パンデミック」です。パンデミックとは、「病気の爆発的な流行」という意味でインフルエンザの世界的な流行に対して使われることが多い言葉です。代表的なパンデミックの実例として挙げられるのが1918年から1919年に起こったスペイン風邪の流行です。当時、全世界人口が12億人に対して感染者が6億人にも上ったことで知られています。
スペイン風邪が流行した時代から90年が経過した現代では、輸送技術の発達による感染の伝播する速度の加速化とバイオテクノロジーの発達によるバイオハザードの発生など、パンデミックが引き起こされる可能性が非常に高いため、常に警戒されています。

インフルエンザの治療

インフルエンザに対する治療の基本は、「予防接種を含めた早期の治療」であるといえます。インフルエンザが流行するようになる前の秋口には予防接種を受け、発症したら早めに治療を受けるのが重要です。病院や人前に出る際はマスクをして二次感染を防ぐようにします。

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