【気管支炎】

気管支に炎症が発生する気管支炎は、病気や生活習慣の影響によって発生しやすい病気と言えます。
炎症を含む気管支の異常は咳の原因になりやすく、慢性的な咳が出る場合は疑うべき病気の一つでもあります。
気管支炎はどのような原因によって発生しているのかなどを紹介していきます。

気管支炎と咳

喉の気道から肺に繋がる気管支に炎症が起こる気管支炎は、咳の直接的な原因になりやすい病気といえます。気管支炎はどのような原因で発生し、どのような症状を伴うのでしょうか?

気管支炎の特徴

気管支炎は、喉から肺までの気道の中で左右の肺に分かれるY字状の気管である気管支に炎症が起こる病気です。炎症が発生した気管支は、管の内部が隆起して幅が狭くなる為取り込める空気の量が減少してしまいます。そのため、気道を広げる為に咳が頻繁に出るようになってしまう上に痰も出やすくなってしまいます。

急性と慢性の違い

気管支炎には、長くても数週間程度と一時的に症状が現れる急性気管支炎と1~2年にわたって症状が長引く慢性気管支炎の二種類があります。この二つの気管支炎の違いは、発症原因の違いが直結しているものといえます。急性気管支炎は、細菌やウィルスへの感染や気体状の刺激物を吸い込むことが原因となって起こるものです。慢性気管支炎の場合、アレルギーや喫煙などを原因としています。簡単に言えば、「病気として起こるのが急性、生活様式に左右されるのが慢性」ということです。

気管支炎で起こる咳

気管支炎は、喉よりも奥にある気管支に炎症が発生するので咳が起こりやすい病気であるといえます。咳が起こるのは気道が狭くなっているのが原因であり、気道を広げる為に咳を繰り返すことになるのです。しかし、炎症が治まらない限り気道の狭さが改善されないため、気管支炎を起こすと咳が止まらない状態が続くことになるのです。この時、炎症を起こしている気道の組織を保護する為に分泌されている粘液が押し出されて、痰となって排出されることになります。

気管支炎の悩み

気管支炎は、風邪などと並んで発症する可能性の高い病気であるといえます。風邪やインフルエンザの感染は急性気管支炎の発症原因にもなりますし、日常生活の中に発症原因を持つ慢性気管支炎は気をつけていても予防しきれるものではないといえます。咳をはじめとする諸症状が頻繁に現れるようになるのも、気管支炎の悩みどころです。咳や痰だけならばともかく、熱が出たり呼吸困難を引き起こしたりするケースもあるため生活に支障をきたすことも少なくないのです。

気管支炎の治療

気管支炎の治療では、急性気管支炎と慢性気管支炎で方法が違ってきます。感染症を原因としている急性気管支炎では、咳止め薬や去痰剤を使って症状を抑制して抗生物質で原因となる細菌やウィルスを叩く方法が取られます。生活環境に原因がある慢性気管支炎の場合は、空気の良い土地で回復させる転地療法が取られます。症状が重い場合は、吸入器を使った薬物吸入による症状の緩和が行われます。

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