【肺がん】

肺がんは、種類が多いがんの中でも多くの人が発病している恐るべき病気といえます。
そして、呼吸器の機能がスムーズに働かなくなることを原因として起こっている咳もまた、肺がんを原因として発生することがあるのです。
ここでは、肺がんの症状や治療などを紹介していきます。

肺がんと咳

命に関わる病気の代名詞ともいえる癌の中でも、肺がんは発病率が年々高まっている病気と言われています。健康な人にも起こりうる肺がんは、現代病の一つといえます。咳は肺がんの症状の一つでもあり、時には肺がんの早期発見に繋がることもあるのです。

肺がんの原因

肺がんを発病する原因となるものは幾つかありますが、特に喫煙とアスベストが大きな比重を占めているといえます。多くの発がん性物質を含む煙を肺胞内に吸い込む喫煙は、肺ガンだけでなく慢性閉塞性肺疾患の原因にもなります。建材として使用されていたアスベストは、非常に細かい繊維となって肺に進入する性質を持っていて悪性腫瘍である中皮腫や肺癌の原因となります。また、ラドンなどの放射線も肺癌の発病原因になることがあります。

肺がんの症状

肺ガンは病状が進行しないと症状が現れにくい性質を持っていますが、初期症状として激しい咳や喘鳴を伴うことがあります。病状の進行で現れるようになる症状では、咳や瑞鳴以外に血痰、胸痛、食欲不振、体重減少や全身の倦怠感があります。特に、体重減少や食欲不振は治療を行なう上で必要な体力を消耗させる原因になる為、肺ガンの症状の出現は治療の最大の障害であると断言できます。

肺がんの病期

肺癌を含むガンにおいては、病状の進行を病期として表現します。病気はステージ1からステージ4まであり、数字が大きくなるにつれて末期に近づいていきます。がんの病期は手術後の五年生存率と密接な関係を持っており、初期段階であるステージ1で治療することが出来れば五年生存率は70%に達します。手術が適応しないステージ4では化学療法を受けた場合、1年生存率が50%になります。このように、肺がんもまた早期発見が治療において重要な役割を果たすことになるのです。

肺がんの検査

肺がんの発見は、レントゲン検査だけでは不十分といえます。血液からの腫瘍マーカー検査、採取した痰を検査する喀痰検査、肺組織を抽出して検査する生検などを行って、複合的に検査を行って肺がんの有無を判断していきます。肺がんの検診は、結果が出るまで2~3日程度掛かりますが高い精度で結果が出るので判断材料として申し分ないものといえます。

肺がんの治療

肺がんの治療では主に抗がん剤による化学療法が進められます。病期がステージ1の段階であれば、外科手術による患部の切除や医療用レーザーによる治療が行なわれます。病期が進むと、化学療法と平行して放射線療法が行なわれます。病気の進度によっては「姑息的治療」と呼ばれる症状の進行を緩やかにする治療法がとられ、積極的な治療が行われないケースもあります。

上へ戻る