【その他】

咳を引き起こす病気は、メジャーでないものを含めると数え切れないほど多く存在しています。
しかし、咳を引き起こす全ての病気に対して予防策を取ることは難しいといえます。
ここでは、そういったあまりメジャーではない咳を引き起こす病気の症状などを纏めて紹介していきます。

その他の咳を起こす病気について

咳を症状としている病気は、病状の軽重を問わなければ山のようにあるものです。つまり、本業の医者でもめったに出会えないような稀な病気も咳を引き起こす病気の中に含まれていることもあるということです。どのような病気が咳を症状として引き起こすのでしょうか?

肺血栓塞栓症

肺血栓塞栓症は、脚などの血流が滞って血のかたまりである血栓が血管内に発生する疾患です。旅客機のエコノミークラスの乗客が起こしやすいことから「エコノミークラス症候群」とも呼ばれています。肺血栓塞栓症は、脚に出来た血栓が肺血管に飛んで塞栓を起こすことで発生します。肺血管が血栓で詰まると呼吸困難を引き起こすため、咳が起きてしまうのです。肺血栓塞栓症は、命に関わりやすい病気でもあるため長時間同じ姿勢をとらないことや水分補給を徹底するなどの予防策を講じることが重要です。万が一発症した場合、早期ならば血栓溶解剤の投与で症状は改善されますが広範囲に血栓が飛んでいた場合手術を行なわなければならなくなります。

び漫性汎細気管支炎

び慢性汎細気管支炎は、慢性副鼻腔炎と合併する呼吸器官の病気です。肺の内部にある肺胞に繋がる細気管支に炎症が発生し、咳や鼻水の他に呼吸障害を引き起こすのです。症状が悪化すると命取りになるケースが多い病気で、発症原因は不明ですが遺伝的要因が関係しているものと見られています。治療法としては、14員環マクロライド系抗生物質の長期少量投与を行う手法が効果的です。この治療法が開発されるまでは予後不良の病気として恐れられてきましたが、現在では治癒しうる病気となっています。

じん肺

じん肺は、微粒子上になった粉塵や有害物質を長年に渡って吸い込み、肺に蓄積された結果起こる疾患です。激しい咳や息切れ、呼吸障害などを症状として引き起こします。じん肺を起こしやすいのは、鉱山や炭鉱で働いていた人や金属加工業などの粉塵が発生しやすい職業といわれています。最近問題になっている建材として使われていたアスベストは、じん肺から中皮腫や肺がんを引き起こすことが多いことが特徴といえます。じん肺の治療法は酸素吸入などの対症療法しか存在していないのが難点といえます。じん肺の予防には、防塵マスクの装着の徹底と作業現場での防塵対策の二つが欠かせません。

鳥インフルエンザ

鳥類が感染するインフルエンザである鳥インフルエンザは、稀にですが接触感染によって人間に感染することがあります。日本では人間への感染は報告されていないものの、養鶏業を営む人にとっては大きな問題となっています。鳥インフルエンザに人間が感染した場合、人インフルエンザと同じく咳や鼻水、全身倦怠感や筋肉痛を引き起こしますが重態になると肺炎や多臓器不全などに発展してしまいます。また、鳥インフルエンザに感染した鶏肉や卵を食べても人間に感染することはありません。

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